子供の頃はわりとまっすぐに近い髪質でしたが、
二次性徴が始まると同時に日に日に扱いにくくなっていった私の髪の毛。
特に前髪はなぜか生え際の一部だけが強くうねり、
まじめで真っすぐな前髪の間からうねってグレた一部の集団が
「オレたちもココにいるゼ!」と自分たちの存在を主張。
それがものすごーーーく嫌でした。
でも私が10代の頃って『ヘアアイロン』も『縮毛矯正』も
この世に存在していなかったので、
毎日くるくるドライヤーを駆使していましたが、
一生懸命うねりを引っ張っても思うように伸びず、
単なる気休めにしかなりませんでした。
高校を卒業してからは、校則からも解放されて
パーマも自由にかけられるように。
私の髪の毛は全体的に天パというより『まばらなクセ毛』で、
自然のままだとイマイチ清潔感を感じられない毛質。
「いっそ全体的にパーマをかけたほうが扱いやすいんじゃね?」
なんて思い、
「クセが取れないならいっそパーマかけてしまえ!」
と逆転の発想?でパーマをかけてみました。
初めてのパーマ・・・残ったのは不満
パーマヘアのおしゃれ女子を目指してパーマをかけたものの
仕上がり具合がどうも想像と違う・・・。
想像していたのはCMに出てくるようなツヤツヤヘアだったのに
私のパーマヘアには艶が全くない。
どうやら原因は長年クセを伸ばすために
必要以上にかけまくっていたくるくるドライヤーのよう。
全く無自覚だったんですが、私の髪の毛は
水分量も少なくて、バッサバサ状態。
常に水分を欲している状態のため梅雨時期になると
驚くほどに髪が湿気を吸いまくり膨張するんです。
その膨張を抑えるためにまた必死でドライヤーで
水分を飛ばし・・・髪にいいわけがありません。
初めてかけた縮毛矯正
もういつの話かほとんど記憶にありませんが、
軽く20年は前になるかなー・・・。
今でこそ聞き慣れた、そして言い慣れた『縮毛矯正』という言葉も
当初は「ストレートパーマと何が違うの?かけたら二度と戻らないの?????」と
なかなか信じられませんでした。
余談ですがストレートパーマはカンタンに言うとくるくるパーマの真っすぐ版。
だから一時的に真っすぐにはなりますが、くるくるパーマ同様
日にちが経つと「取れる」んです。
縮毛矯正はストレートパーマとは違い
薬剤で髪の構造に手を加えて、その状態を他の薬剤で記憶させる感じ?
「うっそだー、どーせすぐとれちゃうんでしょー( 一一)」
と思いっきり疑いながらも『縮毛矯正』という
言葉が気になって気になって
自分なりに調べに調べまくりました。
当時は今ほどインターネットも気軽には使えなくて、
インターネットを使うときは、
電話から電話回線を抜いて、それをパソコンに差して
使うという『アナログ回線を使ったアナログスタイル』でした。
インターネットを使っている間は通話している状態と一緒なので
「通話料」がかかっていたんです。
『使い放題』なんていう便利なシステムも存在していなかったので、
インターネットを使うときはヒヤヒヤしながら使ったものです(笑)
それに比べたら随分便利な世の中になりましたねぇ~・・・。
という話はさておき、
「どうやら縮毛矯正は、一度かけた部分のクセは二度と戻らないらしい」
ということがわかり、「縮毛矯正かけてみたい!!」という思いが
一気に強まりました。
ですが出始めの縮毛矯正のお値段は
私が今まで美容室で払ったことのないレベルの額で、
「予約して明日行こうっ♪」と気軽には思えませんでした。
でもどーしてもかけたい!!!
一年で使っていた美容室代をまとめて出す覚悟を決めて
決死の思いで初縮毛矯正に挑みました。
夢にまで見たストレートヘアに感動
真っすぐになった前髪。
ところどころから顔を出していたうねった髪の毛。
みんなみーんな更生して真っすぐな人生を歩んでくれるようになりましたヾ(≧▽≦)ノ
朝起きても爆発しないストレートヘアは
私からあらゆる場面で感じていた髪に関するストレスを
取り除いてくれました。
「縮毛矯正、なんとゆうすばらしさ!
もう一生縮毛矯正し続けることにしよう!」
私はそう心に誓うほど縮毛矯正に感動しました。
よく「縮毛矯正をかけると、伸びかけてくると変な段?になる」
といいますが、私はそこはそれほど顕著に感じなかったので、
縮毛矯正をかける期間は半年に1回ペースで済みました。
半年に1回ペースで縮毛矯正を約20年間かけ続けてきたんです・・・。
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