速報・オウム真理教教祖の死刑執行!死刑囚13人中3人も同日執行

オウム真理教 速報

2018年7月6日、午前8時46分、

テレビにて法務省がオウム真理教の教祖、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚の
死刑執行手続きを始めるという速報が流れてきました。

オウム真理教 速報

松本死刑囚は、13人が死亡して6,300人以上の負傷者を出した1995年の
「地下鉄サリン事件」や「松本サリン事件」の他、「坂本弁護士一家殺害事件」など
13の事件でいずれも犯行を首謀したとして殺人などの罪に問われ2006年9月に最高裁で死刑が確定していました。

オウム真理教一連の事件では、松本死刑囚を含めて合わせて13人の死刑が確定しています。

元幹部らの死刑囚らはほかの被告の裁判に証人として出廷するなどしてきましたが、
松本死刑囚は2004年の一審判決以降、公の場に姿を見せていませんでした。

オウム真理教 麻原彰晃死刑囚 刑の執行はいつ?

オウム真理教 死刑執行

速報が流れた時間は8時46分でしたが、
通常の死刑執行だと、早朝に行われるそうなので、

この「手続きを開始」という速報が流れた段階で
既に刑が執行されている可能性があるとのことでした。

そして9時2分に再び速報が流れ、
死刑が執行されたとのこと。

オウム真理教 死刑執行

そして引き続き井上嘉浩、中川智正、早川紀代秀
3人の弟子の死刑が執行されたとのこと。

中川死刑囚と早川死刑囚は、「坂本弁護士一家殺害事件」の実行役、
井上死刑囚は「地下鉄サリン事件」の現場指揮役の立場であったとの判決から

犯した罪の重さから選ばれたのではないかとのことです。

オウム真理教 教祖の死刑執行の影響

教祖が死刑執行されたという事で、現在残っている
オウム真理教の後継団体の動きは今後注目されるでしょう。

死刑執行後の教祖の遺体、または遺骨を誰が引き継ぐかにおいて
後継団体の力関係が複雑化する可能性が考えられます。

オウム真理教は現在、主流はの「アレフ」、分派の「ひかりの輪」、
「”山田らの集団”」とあり、

アレフと山田らの集団は分裂状態にあります。

実際には他にもいくつかの松本智津夫の影響がある団体があるようで、
松本智津夫の肖像画や写真が飾られている事実から、

松本智津夫の死刑執行によって、
より「神格化」されるのではないかという懸念があるそうです。

オウム真理教 死刑囚13人のうち松本、早川、井上、中川が選ばれた理由

実は死刑囚13人の中で一番最初に
死刑が確定したのは岡崎一明死刑囚で、2005年4月。

一方、遠藤誠一死刑囚の死刑が確定したのは2011年11月と
13人の死刑囚の全員の刑が確定するまでにはかなりの幅があります。

その中でやはり全ての事件の首謀者である
松本智津夫死刑囚の死刑執行は一番に行われるべきところ。

当初は「刑の確定順に行われるのではないか」と言われていましたが、

中川、早川、井上死刑囚の顔ぶれを見ると、

早川死刑囚は教団のナンバー2で、人によっては「影のトップは早川」と
言う人もいたというほどの実力者。

井上死刑囚は「諜報省」いわばスパイ活動や非合法活動をする組織のトップ。
捜査関係者の間では、「オウム真理教の”悪”の部分を全て知る人物」
と言われていました。

中川死刑囚は「お医者さん」だったのですが、その知識を悪用して
サリンやVXガスの生成に関わった人物で、
罪の重さは松本智津夫に次いで重いと言われていました。

この4人が一連の事件の主要部分に関わりが濃いという事が、
はじめに死刑を執行された要因のようです。

さいごに

残りの9人のうち   の3人も手続きが開始されたとのことで、
手続きが確定すれば、今日の午後死刑が執行されるのではないでしょうか。

そして残りの6人も近日中に死刑が執行されるだろうとのことです。

平成の時代の中で起きた前代未聞の国内テロ事件ですが、

15年の時を経て、平成が終わる最後の年になり
やっと事件の幕が降ろされようとしています。

国内でこれだけのテロ事件が発生したのは「世界初」という
日本にとても残念な歴史を残したオウム真理教。

今後このような歴史的汚名が残る事件が起こらないことを祈るとともに、

被害に遭われた方のご冥福をお祈りします。

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