首を動かさなくなった原因は環軸亜脱臼?うちの愛犬の症状と予防法

小型犬の首に悪いこと

うちには小型犬(チワプー)がいるのですが、先日体調不良になりました。

どうも動きがおかしいというか鈍い。

それまではフットワークの軽い子だったのに、まるで
腰を曲げて下を向いたおばあちゃんがそろりそろりと歩いているみたいになったんです。

ご飯やおやつをあげると食べることは食べるものの食べ終わるのがとにかく遅い!

2~3日様子を見ていたのですが元気が戻らなかったので
不安になり病院に連れていきました。

獣医さんに一通り説明した後、診察を受けたのですが、
ハッキリとした原因がわからなかったので血液検査をすることに。

そして次に体のあちこちに異常がないか触診をしていた時に、
首のあたりで「キャッ」と短い悲鳴を上げて体を硬直させました。

先生:あ、首痛そうだなぁ・・・。どこかにぶつけたとか体に負担をかけることありませんでした?

私:いえ、特には・・・。

ということで念のため首の骨のレントゲンも撮ってもらうことに。

で、検査の結果、血液検査では特に異常はなかったものの、
レントゲンでは一部の骨と骨の間隔が「ちょっと狭くなっている」とのことでした。

小型犬の首の動きに関わる病気【環軸亜脱臼】

先生に「どこかにぶつけたとか体に負担をかけることありませんでした?」
と聞かれたとき、ぶつけたり怪我をするというようなことはなかったものの、

「もしかしたら・・・いや、でも・・・」

と、ほんの少ーしですが思い当たることがありました。

それは「首輪でのお散歩」です。

普段は胴輪(ハーネス)を使ってお散歩に連れて行っていたのですが、
数日間ある事情で、別宅で過ごしていた時期に安い首輪で散歩に出かけていたのです。

ひとまず痛み止めの薬をもらって様子を見ることに。

帰ってきた2日後に一度痛み止めを使いましたが、
その後はすっかり元気になり一安心。

そしてそれ以来再びお散歩はハーネスでするようにしているのですが、
今のところ元の元気いっぱいの子に戻ってよかった~。

やっぱり首輪がいけなかったのかなー?でもなー、と思いながらも
小型犬の首の病気について調べてみたところ、「環軸亜脱臼」というのがありました。

環軸亜脱臼(環椎軸椎不安定症)は、7個ある首の骨の1番目(環椎)と2番目(軸椎)の関節が何かしらの原因で不安定な状態になって首への軽い負荷で簡単にはずれかかった(亜脱臼)状態になり、首の神経を圧迫することで首の痛みや四肢の麻痺などの症状が起こる病気です。簡単に言うと「首の骨がズレてしまい、神経を痛める病気」です。

「アクサダイレクトのペット保険」より

そして環軸亜脱臼にかかりやすい犬種は、

好発犬種は小型犬が多く、ヨークシャー・テリア、チワワ、(ミニチュア・トイ)プードル、ポメラニアン、ペキニーズなどが挙げられます。またロットワイラー、ドーベルマン、バセット・ハウンド、スタンダード・プードル、ジャーマン・シェパード、ワイマラナーなどの大型犬でも発症します。先天的な奇形による環軸亜脱臼は、生後半年〜1歳半の若齢で発症する場合が多いです。

「アクサダイレクトのペット保険」より

我が家の下の子は、チワワとティーカッププードルのミックス犬。。

当てはまってるorz

でも年齢は6才で、今の今までそんな症状はなかったので
先天性ではなく外傷性だろうと思います。

今のところ症状はすっかり治まっているのですが、またいつ再発しないとも限らないので、
これからは予防のためになるべく首に負担がかからないようにしようと考えました。

もう二度と首輪は使わない

あ、決して「首輪が悪い」と言っているんじゃなくて、
犬種によっては環軸亜脱臼を誘発しやすくなる可能性があるということです。

うちの子には良くないなという意味ね。

そしてもう一つは、

エサ用の食器を台で高くして食べやすくする

今まではエサ用の食器は普通に床に直置きで食べさせていたのですが、
これもどうも首にはあまりよくないそうです。

ですが今まではペットショップで台を見かけても
「うちには必要ない」ばりに売り場をスルーしてきたので、
お値段的にどれくらいするのかよくわからない。

なので楽天でどんなものがあるか探していたところ、
「おお~これはイイ!」と思うものを発見。

首や体への負担を軽くするペット用食事台

エサ皿だけでなく給水器もついていてとっても理想的なんです!

台がない状態でエサを食べることがこんなにも体に負担をかけているなんて、
私は全然知りませんでした(反省)

やっぱり無知はいけませんね。

さいごに

ペットの首の病気「環軸亜脱臼」についてとその予防法のお話でした。

動物は会話が出来ない分、ペットにとって何が体に良くて
何が悪いのかは飼い主として積極的に勉強しないといけないなと思いました。

ペットは我が子同様に愛すべき大切な家族の一員ですから
一日でも元気に長生きしてもらいたいものです。

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