秋の花粉症対策 喉のイガイガは要注意!鼻症状には粘膜を焼くレーザー治療がおすすめ

秋の花粉症の原因 ブタクサ

花粉の季節って春だけかと思ったら、
秋にも花粉に苦しんでる人がたくさんいるそうですね。

秋の花粉症の原因となる植物は、

ヨモギ、ブタクサ、スギヒノキ、カナムグラ、イネなど
キク科、イネ科、クワ科の植物が多いようで、

確かに私の母が「ヨモギアレルギー」に苦しんでいるのは毎年8月以降でした^^;

花粉症の怖いところは、

今は症状がない人でも、いつ花粉症を発症するかわからないというところ。

そこで、花粉症になってしまった人も、まだ花粉症にはなってないけど、
花粉症にならないように予防したい人にも

気軽にできる花粉症対策をご紹介します。



秋の花粉症対策 まず確実にできることからしっかり始めよう

初歩的に思えるかもしれませんが、
この花粉症対策を日常生活に取り入れるか取り入れないかで

今年の花粉症の症状の度合いが決まります!

外出する時の服装は、生地の素材に気を付ける

これは春の花粉症、秋の花粉症に共通した対策になりますが、

なるべく表面がツルッとした生地の服を選んで着るようにしましょう。

具体的にはデニム、綿、ナイロン素材、
静電気の起きない素材
を選べば、花粉が生地の繊維の中に入り込むのを避けられます。

静電気が起きやすいフリースや他の生地に比べ、目が粗いセーターは
花粉が付きやすく、取れにくいので避けたほうが無難です。

そのほか、洋服に静電気防止スプレーをかけると一層花粉が付きにくくなりますよ。

秋の花粉症の症状は喉に出やすい イガイガを軽減するには?

花粉症対策グッズ

春の花粉症と秋の花粉症の症状では、微妙に違いを感じる方もいるそうです。

主に秋に飛散する花粉では、主に喉の痛みやかゆみなど、
喉に不快感を覚える人が多い
んだとか。

その理由として、

春のスギ花粉などに比べて花粉の粒子が小さいために、
気管に入り、喘息のような症状を引き起こすことがあるそうです。

中でも咳が2~3週間続く症状は「咳喘息」と言い、

「咳喘息」は悪化させると「気管支喘息」に移行するので注意が必要です。

花粉症なのか風邪なのかわからない場合

のどがイガイガしたり、くしゃみや鼻水が出るし体もだるい
なんだか微熱も出てきた気がする・・・

症状としては「風邪」との見分けがつきにくいですよね。

じゃあどうやって花粉症または風邪か判断するかというと・・・

そこはやっぱりお医者さんの判断を仰ぐしかありません。

アレルギー検査をしてもらえば、その症状がどちらのものなのかは
すぐにわかるでしょう。

その結果によって症状を改善するための薬や対処法も変わってきますので、
早めに受診することをお勧めします。

もし秋の花粉症ですでに喉に不快症状が出ていたら

ここは素直に病院で抗アレルギー剤を処方してもらいましょう。

よく「薬には頼りたくない!」という方もいますが、

抗アレルギー剤は花粉症の症状をいち早く改善するのに最も適した治療法です。

抗アレルギー剤は効き目が出るまで数日かかりますが、
用法・用量をしっかり守れば副作用の心配もありません。

症状が辛いときには無理をせず、抗アレルギー剤に頼りましょう。

花粉症の症状は出ていないけど予防対策をするのであれば

今すぐできる対策としては、

  • 吸い込む花粉の量を減らすマスクをつける
  • 喉に流れた花粉を除去するためのうがいをする
  • 顔についた花粉を落とすための帰宅後の洗顔をする
  • 服の表面についた花粉をなるべく家に持ち帰らないためにしっかり服を払う

などの行動を日常生活に取り入れ、

家の中や体内に花粉をなるべく取り込まないことをこころがけましょう。

花粉症以外の鼻炎症状にもおすすめの対策 鼻粘膜を焼くレーザー治療

花粉症のみならず、その他の原因で鼻炎症状に苦しむ人は多いですよね。

そこで、鼻の粘膜の鼻詰まりを起こしている部分を
「レーザーで焼く」という治療法があるのをご存知ですか?

レーザー治療の詳しい治療方法

鼻の中にガーゼを挿入し、表面麻酔をした後、
毛細血管をつぶしながら焼いていくそうです。

気になる痛みや出血はほとんどなく、

手術時間は、麻酔をする時間を含め
両鼻で焼く30分程度だそうです。

入院の必要もなく、外来だけで治療が終わり、

治療の効果は個人差はあるものの、1~2年持つそうです。

この治療により、くしゃみや鼻水などの症状からも解放されるとのことなので、

もし花粉症や、アレルギー性鼻炎などにより、
鼻呼吸が苦しくてできないとお悩みの方は
試してみるといいでしょう。

費用は保険が適用されるため、3割負担で約9,000前後だそうですよ。

まとめ

  • 秋の花粉は粒子が小さいので、吸い込むと気管支を傷める恐れがあるので注意が必要。
  • 外出時はなるべく凹凸の少ない素材でできた衣服を選ぶようにする。
  • 静電気防止スプレーを服にかける。
  • 吸い込む花粉の量を減らすためマスクをつける。
  • 喉に入り込んだ花粉を取り除くために外から室内に入ったらうがいをする。
  • 顔についた花粉を落とすために、帰宅後は洗顔をする。
  • 服の表面についた花粉を持ち込まないために室内に入る前にしっかり服を払う。
  • 鼻炎症状に苦しんでる人には保険適用の、鼻粘膜を焼くレーザー治療がおすすめ。

対策を書き出すとやることが多く見えるかもしれませんが、

実際には時間も手間もそれほどかからないことばかりです。

あとは食生活で症状を改善できる場合もあるそうなので、
栄養バランスを考え、健康的な生活を心がけてみるのもいいかもしれませんね^^



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