断水災害時必要なものは?ポリタンクや代用品など便利グッズのご紹介

2018年は日本各地が災害に見舞われている情報を目にして、

改めて日頃の備えの大切さを感じるのではないでしょうか。

電気、水道、ガスが日常に浸透していて、

使えることが当たり前になっているからこそ、

停電や断水になると、本当に本当に困ります。

計画的な停電や断水なら前もって〇時間分、または〇日分を確保することもできますが、

災害などで想定外の停電や断水が起こってしまうと、

復旧までにどれくらいの時間や日数を要するのかは、全く予測できません。

そこで初めて感じる「水がない恐怖」は、人をあっという間にパニックに陥らせます。

そこで今回は災害時に必要な水の量や、そのために備えておきたい便利グッズ、

万が一備える前に災害に合ってしまったときの水の確保方法についてご紹介します。

断水災害に備えておくべき必要なもの

日常生活を振り返ると、朝から晩まで使用頻度が最も高いのは「水」です。

水がなければトイレも流せないため、

断水が長期的に続くと衛生面でも不安が大きくなりますよね。

一般的に1日に使う水の使用量は一人当たりどれくらいになるのでしょう。

トイレ使用後、流すために必要な水の量は、
節水タイプでも約4~5ℓが必要になります。

なので一日のトイレ使用回数を10回とすると約40~50ℓ必要になります。

そして食事や飲料に使う水の量は約50ℓ、
手洗いや洗顔などに使う水の量は約20ℓ程度が必要になります。

断水が一時的で2~3日以内に解消されるならこの程度で済みますが、

もし断水が長引くことになると、
上記のほかに洗濯や入浴に使用する水も確保しなければなりません。

(ここでは体を洗う、洗髪のことを「入浴」と表現しています)

入浴に使う水の量は約50ℓ、
洗濯に使う水の量は約30ℓ程度が必要になるので、

合わせると約200ℓ必要になってしまいます。

簡易トイレがあればかなりのお水を節水できる

4人家族が1日に使用する水の量を考えると、

トイレだけで約200ℓ必要ということになってしまいます。

いつまでこの状況が続くかわからない災害時に、
それだけの水を運ぶのが大変なことは安易に想像できるところ。

それに二次災害の可能性を考えても体力は極力温存しておきたいですよね。

災害に備えて簡易トイレを用意しておくだけで、
毎日200ℓのお水を給水所から運ぶ手間を省くことができます。

断水時にポリタンクが足りない場合に代用できるポリ袋

断水を想定するとポリタンクを用意することが必須であることがおわかりになったと思いますが、
仮に4人家族とした場合に、一度に800ℓ確保するためのポリタンクを用意するのは非現実的。

もちろん緊急事態ですから、飲み水以外に必要な水の量は
更に節水しなければいけなくなるでしょう。

周りにいる同じく被災した人のことや、
大量の水を給水所から運ぶ大変さを考えると、

家族にギリギリ必要な水だけ確保することになるでしょう。

ですが、普段使うことのないポリタンクに物置のスペースを占拠されるのも辛いところ。

そこで「折りたためるポリタンク」はかなり画期的な便利グッズです。

キャンプなどのアウトドアに使用するにしても、使わない時は場所を取らず、
コンパクトで軽いのはかなりポイントが高いですよね。

台車とかごとポリ袋があればポリタンクの不足を補える

かごの内側に普段ゴミ出しに使っている大きめのポリ袋を二重にすることで、

ポリタンクの代用品に使うことができます。

ポリタンクを用意する前に万が一被災してしまった場合のために
頭の隅に入れておきましょう。

日常使いに用意しておけばいざという時大活躍する台車

軽くてコンパクトに収納ができ、静音設計のコチラの台車は、

重い荷物の持ち運びも安心の耐荷重100kgと、とっても頼もしいんです。

災害時の力仕事はどうしてもご主人に負担をかけてしまいますが、

コンテナ付きの台車とこのコンパクトな台車があれば、
手分けをしてお水を運ぶことができますよ。

断水時に活躍する便利グッズ

では、ここからは実際の震災の現場で活躍した
「あってよかった!」な身近な便利グッズをご紹介します。

ラップ

断水時、食事に使う食器やお箸をラップで巻いて使用すれば、
ラップを捨てるだけで食器を洗う水の使用量が減らせます。

密封ができる保存袋もあると何かと使えます。

普段使いの他にストックを常備するだけでいいので安心ですよね。

ドライシャンプー

断水時は、入浴どころかシャワーを浴びることすら難しくなってしまいます。
その状態が3日、4日続くのは本当に辛いです。

特に頭皮から出る脂で髪の毛はギトギトになるのは不快ですし、
かゆみも出てくると、ただでさえ緊迫した日常でのストレスが倍増します。

一時しのぎではあるものの、ドライシャンプーがあれば
落ち込みがちな気分が軽くなるはず。

食用成分100%で、ほんのりグレープフルーツの香りも天然成分、
泡で出るため液だれの心配もありません。

シャンプーとしてだけでなく、手洗いにも、そして
ペットにも安心して使える多用途が嬉しいですね。

青汁

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震災などの被害で食生活は大きく変化します。

普段は栄養バランスを考えた食事を心がけていたとしても、

被災後はスーパーやコンビニの陳列棚は一瞬にして物がなくなるため、

「今日を生き延びるための食事」に切り替わります。

食糧が底をつき、炊き出しや救援物資に支えながら
しのがなければならなくなりますが、

現地で聞かれる意見には「野菜が摂れない」という声が多いんです。

生の野菜が摂れないかわりに青汁を飲むことで野菜不足を
少しでも補うことができ、且つ「野菜を摂れている安堵感」、

心の安定にちょっぴり貢献してくれます。

さいごに

断水災害時は絶対に必要なものであるポリタンクや
ポリタンクの不足を補う代用品や、
その他、あると助かる便利グッズのご紹介でした。

日本のどこかで災害が起こり、連日連夜被害状況がどのようなものかを
テレビなどで知ることができるので、

その情報を目にしながら「うちもちゃんと備えなきゃなー」

とぼんやり思う方は多いハズ。

ですが、いつまでも腰が上がらないのはどんな悲惨な現状を知っても
どこか他人事という感覚が抜けない方も多いです。

震災はいつ、どこで起こっても不思議じゃない天災ですから、

家族の命を守るためにも今一度、しっかり備えておきましょうね。

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