曇りの日の紫外線が強いのはなぜ?雨の日も日焼け止め対策は必要です

曇りの日の紫外線

夏の紫外線対策は万全な方はたくさんいますが、

「曇りの日や雨の日の紫外線対策」となると
晴れの日より気が緩んでいませんか?

「実は晴れの日より曇りの日のほうが紫外線が強い
なんて聞いたことあるけど、単なる噂でしょ?」

と思っているあなた!

晴れの日より曇りのほうが紫外線が強いという話には
ちゃんとした根拠があるんですよ!

じゃあ雨の日はさすがに紫外線の心配はしなくていいよねって?

そんなことはありません。

雨の日だって微弱ながら紫外線は地上に降り注いでいます。

今回は曇りの日の紫外線が強いと言われる理由と、
雨の日に適した日焼け対策をご紹介します。

曇りの日の紫外線はなぜ晴れの日より強いと言われるのか

基本的に地上で浴びる紫外線量は、

「晴れ > 曇り」

であることに間違いはありません。

紫外線の強さは雲の量や、雲の状態によって変わります。

晴天時の紫外線量を100とした時、

薄曇りが80~90、

曇りの場合で60、

雨の場合は30くらいになります。

曇りの日は、分厚い雲に覆われている時は紫外線量は減ります。

ですが曇りの日でも例外的に紫外線が強くなるのは、

薄曇りで、雲の隙間のところどころから太陽が照っている時。

この状態が、晴れた日よりも紫外線量が多くなる条件です。

まず、雲の隙間から太陽の光があなたを照らします。
これで晴れた日と同じ紫外線量を浴びます。

次にポッカリ空いた雲の隙間周辺の薄い雲が紫外線を透過して、
放射線状に紫外線を拡散します。

つまり、雲の隙間の太陽から直接浴びる紫外線量(これは晴れと同じ量)と、

薄雲を透過して乱反射した紫外線も同時に浴びることになり、

結果として晴れた日よりも多くの紫外線を浴びるということになります。

雨の日は晴れor曇りの日の紫外線対策より弱めでいい

雨の日の紫外線対策

薄曇りの日もしっかりと紫外線対策をしなくてはいけないことが
わかっていただけたと思いますが、

では雨の日はどんな対策を取ればいいのか?

先ほど晴天時の紫外線量が100だとすると雨の日は30とご説明したように、

雨の日の紫外線量は晴れの日に比べて3分の1以下になります。

そのことを考えると、

雨の日も晴れの日と同じ紫外線対策をするのは
もったいない気がしますよね。

どのような日焼け止めを選ぶのがベストか

SPFは日焼け止めの効果ではなく、日焼け止めの効果の持続時間を表しています。

「SPF1」で紫外線の影響を受けるまで約20分とのことなので、

SPF20だとSPF20×20分=400分、つまり約6.5時間効果を発揮します。

雲が厚くていつ雨が降り出してもおかしくない日や、
雨の日は屋外に長い時間いることはありませんよね。

なのでSPF20~30程度が適していると思います。

一方PAとは、UV-A(紫外線A波)の防止効果を表す目安の数値で、
+の多さがUV-Aに対する効果の高さを表します。

肌の奥まで届きシワやたるみの原因となるUV-Aは、
晴れの日や雨の日に関わらず1年中降り注いでいます。

その量なんと、シミやそばかすの原因となるUV-Bの約20倍!

なので日焼け止めで大事なのは、PAの+の数ということになります。

ちなみにPAの+の数値には4段階あり、

PA++++ : 極めて高い効果がある
PA+++  : 非常に効果がある
PA++  : かなり効果がある
PA+   : 効果がある

だそうです(笑)

SPF20でPA++++の日焼け止めってあるの?

SPF、PAともに数値が高い日焼け止めはありますが、

SPFの数値が低めでPAの数値が高い日焼け止めなんてあるのでしょうか?

と気になって探してみたらありました!

雨の日用日焼け止め対策

コチラはSHISEIDO 資生堂 フューチャーソリューション LX トータル プロテクティブ クリームe 50mlという商品で、
どちらかというと「日焼け止め」というよりは「美容クリーム」です。

ですが、SPF20、PA++++とまさに探していた数値!

楽天では定価より安く購入できますよ^^

どちらの数値も高い方が、より日焼け止め対策にはなるのでしょうが、
数値が高いものは、どうしてもお肌に負担がかかってしまいます。

なので、

SPF50やPA++++の日焼け止めは晴れの日、薄曇りの日専用にして、

雲が厚い曇りの日や雨の日用の日焼け止めは
もう少し数値が低めのものにすれば、

お肌への負担を減らすことができますね。

雨の日の弱い紫外線に赤ちゃんにも使えるおすすめの日焼け止め

数値が大きい日焼け止めは、お肌に負担がかかります。

夕方にはお肌の潤いを奪われてシワシワになっていることも。

コチラはSPF20、PA++と適度な紫外線防止効果で、

日焼け止めの成分はほとんどがお肌に優しいオーガニック。

使用されている成分と効果

・真正ラベンダー  :保湿、日焼けケア効果が非常に高い。
・ローマンカモミール:お肌の鎮静、回復効果。保湿力も高い。
・ローズヒップオイル:保湿力バツグン。お肌を明るくする効果アリ。
・月見草オイル   :保湿効果が秀逸。日焼けした肌を静める効果も。
・セサミオイル   :お肌を明るくし、お肌を健やかにする効果が。

乳液のような伸びのよさで、塗った部分がムラになる心配もなく、

生後6か月の赤ちゃんや超敏感肌の方も安心して使える
紫外線吸収剤不使用のノンケミカルタイプの日焼け止めです。

コチラの記事もおすすめです♪↓

さいごに

晴れの日よりも曇りの日の紫外線が強いと言われる理由と、

紫外線量の弱い雨の日におすすめのお肌に優しい日焼け止めのご紹介でした。

春は紫外線量が夏に向けて増えていく時期、

夏は紫外線量が大量、

秋は夏より紫外線量が徐々に減っていくとはいえ無くならない

冬は紫外線が雪に反射して起こる「雪焼け」に注意と、

結局日焼け対策は一年中必要だという事です。

だからこそお肌の負担を考えて、
状況に合った日焼け止め対策を取り入れましょう。

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